2011年11月13日日曜日

名人戦ファイナル

ベーゴマ大会の成績も芳しくなく、散歩も「Run&Walk」もうまく繋がず、さぼっていたブログ。マックスに「更新してないね」と言われてしまった。ちっとは書かないと。
今日は、名人戦ファイナルとペアマッチだ。名人戦は予選6位通過、浮き沈みが多かった今年、よくまあ残ったものだ。
先週は伯母の葬儀があり山形へ。加工する時間がとれず、予選と同じべーでやるしかない。くせのあるベーなので、うまくあたれば、上位進出、はずれれば、初戦敗退か。
朝、会場に向かうときマサヤファミリーが駐車場でおりるところ。マサヤが初戦の相手、前月の優勝者だ。早速優しく声をかける「おはようございます。マサヤ、今日の名人戦は勝つんじゃないよ。おじさんに勝ちを譲れ」と、ポカンとした顔をしているマサヤ。対戦相手を知らないのか、事前に対戦表は送られてるはずだ。ポーカーファイスでやるすごそうとしているのか、なかなか食えぬ相手だ。
会場に着くと、マミーから「回し方教えてあげて」の声。小学生の女の子2人。得意分野だ。「ハイ、じゃ、お腹の方から前にポンと投げて、お腹の方に手を戻そう。やってみて」難しいことは言わない。「いいよ、いいよ。次はベーゴマの持ち方を少し変えてみよう」「ほら、回った」床に入らなくったてOK。回ることが大事。ここ数年、どう教えるか、いろいろアプローチしたが、単純が一番、ポンと投げて、手を戻す、これがいいような気がしている。見本を見せる時も、手を取って投げる時も、やったりとわかるようにしている。2人ともとりあえず回せるに様になって良かったな。
さて、名人戦トーナメント、マサヤにもう一度優しく念を押す「わかっているよな」。相変わらずポーカーフェイスだ。実はマサヤのとの対戦成績はあまり良くない。他の大会の予選では、結構飛ばされている。ま、ここまできただけでも良しとしよう、などと思いつつ、スタート。しかし、マサヤはほんとに素直な少年だった。ポン、ポンと2発、飛んでいってくれた。エライ、マサヤ。ベーゴマ少年の鏡だ。



次の相手はマッチ。どうというこはないのだが、なにげに強い。
第1投。出会い頭の一発が来た。なんとか耐えた思った瞬間、第2発。それも耐えて逆襲と思いきや、第3発。ベーが蝶の様にひらひらと舞い降りていく。この不思議な負け方に拍手喝采。本当は不思議でもなんでもない。このべーの弱点なのだ。ここは出会い頭をさけて、スプリット勝負に。入れ床を少し奥へ、リキを少し抜き、高速回転へ。思惑どうり後ろからドーン。ここであまり考えないのがマッチのいいところ。まったく同じように、もう1発。「ヨッシャ、勝ち上がり」



第3戦、相手はカツヤ。マッチ戦をそば見ていた。「はやいなあ。まともにいったらやられる」とつぶやいている。まずい。カツヤべーはバランスよく、重さも適当にあるようだ(カツヤの前の対戦を一応チェックしていた)。同じ作戦は使えない。しかし、他の戦いようがないのがこのベーだ。床の中腹に入れて、早く回して様子を見る。やはり待ちの構えだ。待たれたら負ける。まっすぐ入れて、当ててもらってから、回す、これもだめ。ここで師匠の声が後ろから飛んできた「あたったら、まずいんじゃないの」なにもかもお見とうし。ここでベーを変えるか、一瞬、頭の中をよぎった。去年使ったベーがポケットの中に入れてある。芯はそこそことれている。破壊力はないが、そこそこの戦いはできるはずだ。しかし、しかし、この1年一緒に戦ったベーを裏切ることはできない(ファイナル用に作っていれば別だが)。このままいこう。矢尽き刀折れ、敗戦。ま、ベスト6はよしとしよう。